エッセイ、のようなもの。

双極性感情障害と生きる日々のこと

作り物の元気でもいいから欲しい

 

ここしばらく、言葉が何も浮かんでこなかった。

自分が何を考えているのかも分からず、感情を探ろうとも心には空洞が広がるばかりだった。

 

職場では「目が死んでるよ」と言われる。

それは中学生から言われ慣れている言葉であって別にショックも何も感じないけれど、休憩時間にトイレの鏡で一応顔を確認したら、まぁそう言われても仕方のないような目をしていて、だからって気持ちを切り替えることも表情に気をつけることもできず、ただ不調を隠しきれていない自分に嫌悪感を抱いた。

 

このところ、職場の人と話すのも一苦労。

顔の筋肉に神経を集中させないと、表情が動いてくれないからだ。

明るく元気に振る舞いたいと思っているのに、実際は死んだ目で仕事している自分に苛立ちを通り越して哀れみを感じる。

接客業やサービス業でなくてよかった。

 

疲れているんだろう、それは否めない。

でも疲れているからって、それを周囲の人に一目で悟られてしまうほど不調が顔に出てしまう自分が嫌だ。

 

昔はもっと、取り繕えたはずだ。

笑顔も元気も、作って顔に貼り付けられた。

それはそれで苦しかったし、そうできることが良い事なのかは分からないけれど、少なくとも今は、作り物の元気でもいいからほしかった。

 

仕事中くらい、職場の人に心配をかけない元気な姿でいたい。